洋館ぐらし
ハウスメーカーではご満足されないお客様へ、マスプロダクツの規格住宅では得られないビストロのような味わいの家。欧米の伝統的デザインに流行を取り入れた、人生をこころ豊かに楽しむための上質な暮らしをご提案します。

震災避難からの住宅再建 “2-Family House Project”

H様家族と初めて知り合ったのは今から2年前。南相馬市内からの原発避難生活の最中でした。東日本大震災の直後、福島原発の爆発によって多くの被害をもたらした。H様家族にとってもその例外ではない。家族仲良く一緒の生活は引き裂かれました。親世帯は遠く離れた山梨へ、そして子世帯は相馬市へと移転し、家族バラバラの生活となったのです。

当社は福島原発から北へ約60KMの距離にあります。「この近くに土地を求めたい!」という希望をお聞かせ頂き、土地を含めた住宅再建のご依頼を頂くことになりました。それは、古家を残してきた南相馬市には戻らない、という苦渋の決断でもありました。当時、いつ帰還制限区域が解除されるか分からない。もしそうなったとしても元通りの生活環境は望めない。そして、子供が成長して通学や通勤といった変化に対応するためには、いつまでも立ち止まってはいられない、淡い期待に見切りをつけざるを得ない状況だったのです。

山梨と福島、遠隔地に暮らす親子2家族を結ぶ家づくりの計画がスタートしました。ところが、住み慣れた生活環境を離れ、馴染みのない土地へ移転することは、不安と不便や様々な葛藤を抱えていました。また、世代間のジェネレーション・ギャップは付きものですが、お一人ひとりの希望を満たせるよう、何度もご家族で話し合いをおこなってきました。

敷地を分割し、2家族が別々に暮らせる2世帯住宅を別個に建てることになりました。農地を購入後農転許可を降ろし、造成工事を行いました。別個といえどもそれぞれの家族が行き来する通用門を設けました。プランニングにも家族の絆やプライバシーを保ちを生活動線を円滑になれるよう工夫が施されています。(つづく)
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