洋館ぐらし
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M邸「French Bell Maison」煉瓦の乾式工法とは

乾式煉瓦工事が27日から始まり、今日で7日目となりました。2人の職人さんで作業中です。前回ご紹介しましたが、下地レールを張り付ける作業に3日、煉瓦を張る作業に3日が掛かりました。スライスされた煉瓦一枚一枚を等間隔で丹念に並べられています。昨日までに全て並べられました。

そして、今日からはいよいよ最後の工程となる目地詰め作業を行っています。目地詰め作業は3日間を予定しています。一見すると、何気ない作業に思えますが、レンガ職人の技が光ります。そして、約100㎡の張り面積ですが、驚異的なスピードで進められていると感じています。

ところが、午後から雨模様となり、残念ながら作業が思うように進められなくなりました。いよいよ梅雨らしい天候に変わってきたという感じです。天気予報を見ながら工程を組んでいく必要が出てきました。特に、昨日から行っている目地詰め作業は、雨に打たれると目地材が流れ煉瓦に付着する恐れがあるので、断続的に降り続く雨模様を見ながら手際よく作業を進めていきました。

ところで、今回使用している煉瓦は、オーストラリア製の赤系のものを使用しています。私共の現在標準品としている最もポピュラーな品種です。赤系の中でも茶や黒の部分が微妙に混ざり合っていて、煉瓦本来の風合いを感じさせます。煉瓦はタイルと違い、土(粘土)を焼成して造るもので、釉薬などを使って色付けしたものではありません。生地本来の色が焼き温度(約1000度)や窯の中の状況によって変化する自然の色合いになるのです。(赤系が一般的ですが、他にも黄色、ベージュ、グレー系等多種多様な煉瓦があります)

ですから、二つとして同じ模様はありません。一個の煉瓦の中に微妙な焼き斑がなんとも言えない風合いを現出し、建物に豊な表情を表していくのです。着色したタイルなどとは違う本物の質感が漂っています。

更に、煉瓦の魅力は、耐久性と言えるでしょう。四季を通じた過酷な気象の変化、暴風雨や灼熱や凍害などにも強く、劣化することが殆どない素材なので、長い期間建物を守っていくことができます。しかも、メンテナンスを殆ど必要としません。現在一般に使用されているサイディングとは明らかな違いがあります。

このように魅力的な要素をたくさん秘めている煉瓦ですが、日本ではあまり使用されていません。どうしてでしょうか?それは、一般に高価な建材であり施工技術を必要とされるからです。また、施工期間はサイディングと比べて2倍~約3倍も必要とされるため、工期の短縮を強要される現在では、業者がお客様に薦めない理由もありましょう。

私共が煉瓦の外壁に標準仕様としてお客様に薦めているのには、過去の長い経験と仕入れに強みをもっているからなのです。仕入れルートを短縮することで、コストを極力抑えることに成功しています。過去の実績を積み、仕入れや施工のネットワークを持っているからこそ、高級素材をベストプライスでお客様に供給することができるのです。アフターメンテナンス等のトータルコストを考えてもメリットが大きいと思います。(つづく)
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