洋館ぐらし
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M邸「French Bell Maison」床合板と構造材の違いとは?

台風5号が日本列島に上陸。ゆっくりした速さで北上しているニュースが伝えられています。こちらにも台風の前兆が現れ、雨が降ったり止んだりのぐずついた天気が続いています。天候に影響される家づくりには、本当に毎日気がかりな状況です。

ところで、M邸は、室内の床材を貼る作業が進められています。床合板は剛床構造28㎜合板を貼った上に15㎜の無垢フローリングを貼っています。大工さんの感想を聞きました。
「床合板の反りは殆どなくて、精度がいいねぇ…」とのこと。反りとは、床合板を貼り合わせた箇所が反ることによって微妙な高さのバラツキが起こります。それをそのままにしてフローリングを貼ると、当然、床の仕上げが凸凹になります。特に珍しいことではないのですが、大切なことはこの段階で差し金を充てて水平を図り、凸凹面を調整しているか、ということです。

大工さんは、度々差し金を合板の表面に充て、凸凹面を電気鉋をかけて(サンディングして)平らにしていました。この、隠れた気遣いが仕上りの良し悪しになるのだと、感じました。しかし、私が知っている限りこのような大工さんは少ないように思います。

また、私共では、床合板には米松系のものを使っていますが、「他社では杉材を使用しているところもある、安いからでしょう…」というのです。専門家に聞くと、は柔らかくて(厚みにもよりますが)床合板にはあまり向いていないそうです。

また、柱について感想を話してくれました。「他のハウスメーカーの材料に比べて、樹液(ヤニ)が出ていないねぇ…、良い材料だね!」と。構造材の柱や梁など、私共では通常、フィンランド産の「ホワイトウッド」という樹種の集成材を使用しています。現地加工された輸入材です。同じホワイトウッドでも北欧系の材料は寒冷地で育った樹木なので、目が詰まっていて良質だと言われています。つまり、品質基準、環境基準、健康基準の厳しいヨーロッパの基準をクリアしている材料なのです。

最近はコストの安い中国製を使用しているメーカーも増えてきているそうですが、集成材の接着強度が弱くバラつきがあったり、品質が一定ではない、といった問題も起きているとか…。通常、無垢材よりも集成材の方が経年変化(狂い)が少なく、強度もあるし、高価ですが、私共では集成材を標準仕様としています。

いずれにしても、住宅メーカー各社が品質の基準をどのレベルに置いているか、の違いだと思いますが、一般のユーザーはあまり知られていないことですよね?参考になれば光栄です。(つづく)
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